架空のんこのしゃあ日記

天才ノンコノシャリストの日常

プロタンポポ乗せヤー

私の職業はといいますと

 

ご存知、劇作家なのですが

 

けれども

 

それで食べて行けているかといいますと

正直まだまだなのであります。

 

副業で、

 

(というか、寧ろこちらの方が稼げているのですが)

 

片手間でやらせていただいているのが、

タンポポを乗せる仕事であります。

 

SNSタンポポを乗せられたい方を募って、

呼んでいただければタンポポを乗せに行くという事業です。

 

本日もお二方から声をかけて頂き、乗せてまいりました。

 

お二方とも女性で、

初めに渋谷でお会いした方は

 

やはり頭に乗せてほしいということで、

(女性客の8割が頭)

 

タンポポを一輪、

つむじに乗せさせて頂きました。

 

次に夕暮れ時に浅草で会った女性には

「膝に生やして欲しい」と言われました。

 

(生やすのはいいのですけれど、抜くとき大変なんですよね。タンポポの根は長いので…)

 

根が深く張りますけれど、よろしいですか?

 

と、伺いますと

 

「ええ、むしろ」と、

 

(抜くときに根が途中で切れてしまったらどうするのでしょか。あるいは、この女性はタンポポの根に含まれるイヌリンという水溶性食物繊維を膝から取り込もうとしているのかもしれません。恐らくは便秘なのでしょうね。)

 

3分ほどで左膝に生やすと、

 

女性はとても満足げで、

 

料金の倍のチップを頂きました。

 

 

まあ、

こんな感じで僕はタンポポを生やすこともできるんですが

 

肩書きは

「プロタンポポ乗せヤー」

って名乗らせて頂いてます。

 

お仕事の依頼はTwitterのDMからお願いします。